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後見ノート

 私は、成年後見業務をはじめてから、かれこれ10年以上になります。最初は家庭裁判所への手続きをお手伝いするだけでしたが、今では実際にお年寄りの方や障害をもった方などの後見人に就任しています。後見人を監督する監督人もさせていただいています。

 

 成年後見業務は、その方を安心して健康的な暮らしをしてもらえるように、保護して見守っていく業務です。

 ひとの生命や財産・権利を守ることは、とても責任が重いもので、それだけに司法書士の能力を最大限に発揮できていることにやりがいを感じる仕事でもあります。

 

 この業務を通じて多くのことを学びました。行政の支援や介護保険・施設・病院・ご親族の方々から・・仕事の範囲を越えて、人生の哲学にも色んな影響があります。

 

 この業務に決まった形はありません。人それぞれによって、そのやり方が変わります。法律や規則なども今後多く改正されるでしょう。

まだまだこれからも多くを学び、みなさんのお役に立てれば幸いです。